令和2年4月、世間は未知の新型コロナウイルスに怯えていた(かくいうぼくも今と変わらずしっかりと対策はしていましたけどね)頃でした。確かこの日は緊急事態宣言2日目とかそんなんとかだったかと思いますが、なけなしの金で買った18券の消化を兼ねて常磐線へ行ってきました。前はいわきに651を撮りに行きましたが、今回はもうちょっと南までしか行ってません。
安定の寝坊で幕を開けたこの旅行も相変わらず貧乏旅行なので、普通列車でスタートです。この車内でひたち号を予約したつもりが1本早いときわ号を予約していたせいでお金を無駄にしたのはここだけの話です。ちなみに東京から水戸は言わずもがな乗車券を買ったので18券でも特急に乗ることができたというだけなので、ご容赦を。
大月の20分待避で蕎麦食べたり駅メモやってるうちに高尾に到着、中央特快に乗り換えて東京にレッツゴー。
新宿ではTK入場の京葉線に遭遇するという()。今思えばそこそこ美味しいブログネタになっていないこともなかったのかもしれませんが、自粛ムードの真っただ中では言いたいことも言えませんでしたよね。まあ仕方ないと思いますけどね、ぼくだって大切な人にコロナで何かあったら本当に嫌なのは変わりませんし。
パラレルワールドかどこかの東京駅でしょうか。いつもこのぐらい空いていればストレスも溜まらずシームレスな移動が実現されるのですが、そうなるとJR東日本さん(の懐)に申し訳ないのでなんでもないです(笑)
常磐線の特急ひたちはなかなか気合が入ってて、上野から水戸まで(全部じゃないけど)ノンストップというなかなか素晴らしい走りで乗るたびにwktkします(スピード狂並感)
仙台行きも拝みたいですが、個人的にはいわき行きも十分旅情をかきたてるので好きです。
車内販売で酒を買うのが僕のルーティンなんですけど、今回は梅酒をいただきました。梅酒はうめーっしゅねえ!
なんだかんだそれなりに乗客もいたし車販も普通に営業していたし、下手に酒類の販売がなかったり列車によっては廃止されてしまったりするより美味しかったですよね。
ひたち15号は水戸で下車。一旦改札を出たのちに今回ご同行いただく先輩と合流します。
水戸でもついに原ノ町行が見られました。投稿からは既に1年以上前ですが、常磐線の復興が東北の復興の一助となっていたらなと一人の日本人として切に思うばかりです。ところで常磐線全線復旧を盛大に祝っていた鉄オタの皆さまは今現在復興に関していかがお考えなのでしょうか。
501もいました。水戸線を実質的に出禁となっているようですが、同車の今後はどうなるのでしょう。ぼくとしては現住地を離れ東日本からも失せる前に勝田Bでもしたいんですけどね。
勝田行に1駅だけ乗車して降りるとなんかいろいろと混ざった車両が...。でもなんだかんだこれも撮ってみたいものです。
有名な?撮影地に、バイト先の同業な先輩にご同行いただいて501を撮りに来ました。一発目から幕車とはありがたい。
657もいいですね。
常磐線の全線運転再開に向けて増備されたこの編成がこの数十メートル先で同じ目的で増備されたK483編成とすれ違ったのはエモかったです。
この年の3月はかなりお世話になったのでそれだけで親近感を覚えてしまうのもアレですが、これもこれでかっこよくていいですよね。
しかも交直流対応で130km/h運転可能で北は原ノ町南は品川、常磐線のみならず水戸線や東北本線でも営業運転してるって何ですかこの最強の車。
この時期はまだ影がアレですね…。まあ仕方ない。
終電の時間もあるのでこの日の〆はこれで。
帰りは常磐線グリーンと…あとはどうやって帰ったんだっけ。
たぶんこれがあるので快速電車とローカルで帰ったのでしょう。乗車したのは高尾発の列車と思われますので3+3なのでしょうが、まさかMc+M+Tcなんて表記があるとは…笑。でもどの編成なのかを思い出せないのが残念ですね。
以上、ネットでの炎上を恐れてあまりおおっぴらに書くことのできなかったおしのび常磐線紀行のお話でした。ご同行くださった先輩におかれましては、改めてありがとうございました。
本館では撮影記にウエイトを置いて既に書いておりますので併せてどーぞ。